診察支援部について

検査室

緊急検査への迅速対応と24時間オンコール体制

当院では、検査のオーダリングシステムを導入、各種自動分析器で測定し、緊急を要する検査や外来患者様の診察前検査は、45分以内の報告に努めています。 また、輸血検査を含む緊急検査を24時間オンコール体制で365日対応しています。


緊急報告体制

検査値が直ちに治療を必要とするような結果の場合は、直ちに主治医に報告しています。 また、細菌培養検査をはじめとする外注検査についても、外注検査所からのFAXでの緊急報告システムを作り、迅速に対応できるようにしています。


生理検査

当院では、12誘導心電図・ホルター心電図・脳波・呼吸機能などの生理検査に加え、検査技師による頸動脈エコーを、予約制で火曜日、木曜日の午後行っています。


精度管理

正確な検査結果を提供するために、標準物質使用による毎日の精度管理や、点検による分析機器管理を実施するとともに、外部の精度管理調査へも積極的に参加しています。

透析室

ベッド数9床 午前・午後2クール
午前8:00~  午後13:00~

当院では、24時間体制での透析治療を行えるように専門スタッフを配置しています 旅行、帰省、出張などの臨時透析も随時受け付けておりますのでご希望の方はご連絡下さい。また、透析液清浄化にも厳格に取り組んでおり、患者様個々の生活の質向上を目指して安全で安楽な透析治療を提供しています。

薬局

  • 患者様が安心して治療を受けられるよう、より安全で有効な薬物治療を支援します。
  • 薬剤師としての職能を最大限に活かしチーム医療に貢献します。
  • 地域の薬剤師と連携を図るため、【お薬手帳など】を活用し、患者様により安心で継続した薬物治療を提供していきます。
  • 患者様のことを常に考え、分かりやすく、そして安心して服薬できるように努めます。
  • お薬のことで何かございましたら、お気軽にご相談下さい。

栄養管理室

  • 患者様の病状や年齢に合わせた、安全でおいしい食事を提供いたします。
  • 入院時には、管理栄養士が全患者様の栄養状態を確認させていただいており、病状治癒・回復のための栄養面からのサポートに努めています。
  • 楽しんで食事をしていただけるよう、栄養士と調理師が協力し合い毎日の献立作成と調理に携わっています。また、毎月の行事食(てまり寿司、秋の行楽弁当など)は、入院中の気分転換になればとの思いを込めています。
  • 治療食のみならず食思不振や嚥下障害の患者様に対しても、多職種と連携し常に改善を目指し取り組んでいます。

放射線室

患者さまの立場に立った検査の提供

  • 待ち時間のない検査の実践ならびに画像の提供を目指します。
  • 患者さまの痛みを理解し、いたわりの心を持った医療を行います。
  • 患者さまの安全を優先します。

最高かつ最善の医用画像の提供

  • 根拠に基づいた医用画像の提供を行います。
  • 最善で安全な撮影が行える環境を整えます。

放射線技師の育成

  • 「患者さまの立場に立った検査の提供」ならびに「最高かつ最善の医用画像の提供」を理解し、実践できるよう心のこもった診療放射線技師を育成します。

リハビリテーション

 当院では急性期から在宅まで幅広い医療を提供しています。その中で、脳血管疾患や運動器疾患、また長期臥床により身体機能が低下された方に対して、医師、看護師、介護士、管理栄養士と連携し、総合的なリハビリテーションを行なっています。
 入院患者様へは各病棟担当のリハビリスタッフが日・祝日関係なく365日体制でリハビリを実施しており、地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟(Ⅰ)では、一人ひとりの生活環境に合わせたリハビリを提供し早期在宅復帰・社会復帰を支援しています。
 またリハビリスタッフは安全で安心のできる質の高いリハビリを提供できるよう日々、自己研鑽に努めています。

理学療法(PT)

 当院1階にリハビリ室があります。リハビリ室だけでなく病棟でも、基本動作(寝返る・起きる・座る・歩く)および運動療法を主体に、患者様に合わせたアプローチを行い、機能回復や退院の援助をしています。


作業療法(OT)

 日常生活動作(食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴)などの基本的能力の向上を図るとともに、家事動作を中心とした生活関連動作能力のリハビリも提供しています。その他にも、手工芸や芸術、遊び、軽スポーツなどの余暇活動なども取り入れ、在宅復帰・社会復帰を支援しています。


言語聴覚療法(ST)

 言語機能(聴く・話す・読む・書く)に支障をきたす失語症や、口が動きにくく呂(ろ)律(れつ)がまわらない構音障害などに対し、それぞれの症状に応じたコミュニケーション能力の獲得・強化をサポートしています。また、『食べる』ことに支障をきたす摂食嚥下障害に対しては、嚥下造影検査(VF)を用いて客観的な評価のもと、適切な食事形態の検討を行ない、安全な経口摂取訓練を提供することに努めています。